小説家になろう!様、カクヨム様、アルファポリス様の3社様で、
【転異世界のアウトサイダー(旧題:異世界転移させられたのに無能扱いされ、捨て駒にされたので、これからは自由に生きたいと思います)】というファンタジー小説を掲載させて頂いております。
おかげさまで、2020年6月18日AM12:00時点で、アルファポリス様の【HOT部門 1位】、【ファンタジー部門 3位】、【アルファポリス様掲載の全小説中 9位】をとらせて頂きました。(24h.ポイントベースです。)
これも読者様のおかげです。誠にありがとうございます!
ここでは、ネタバレ要素を含むため、本編には書くことのできない今後のストーリーについて簡単にまとめています。
転異世界のアウトサイダーのこれから
転異世界のアウトサイダーは、次の章立てで話が進んでいきます。
第1章 マデイラ王国脱出編
マデイラ王国のイメージは、実在するポルトガルのマデイラ諸島です。
マデイラ諸島はファンタジー感ある幻想的な景色が有名で個人的にいってみたいところだったため、この話のモデルにしました。
第2章 アゾレス王国編
アゾレス王国のイメージは、実在するポルトガルのアゾレス諸島です。
アゾレス諸島はマデイラ諸島の上にある諸島で話の流れの展開上、丁度良かったため、この話のモデルにしました。
第3章 フェロー王国編
フェロー王国のイメージは、実在するポルトガルのフェロー諸島です。
水上都市をイメージしており、画像右下のように中心部が王都、それ以外が他の貴族の領地という設定です。
フェロー王国ではファンタジー色を強く出したかったので、街中はこんなイメージの家々が建ち並んでいると思い浮かべて頂けると幸いです。
第4章 ティンドホルマー魔法学園編
子供たち(ケイ、フェイ、レイン)をフェロー王国唯一の魔法学園、ティンドホルマー魔法学園に入学させるお話です。
悠斗が育てあげた子供たち3人が入学試験でやらかします。
またこの章で初めて、ロキの迷宮というロキの力の一端を知ることのできるお話を挿入しています。
またこの章最後の方で、悠斗のポーションをめぐり教会が動き出す。そんな話を載せています。教会が動き出すのは、いつになるのか……個人的には、戦争が終わる第7章辺りで教会編に話を持っていければと考えています。
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ネタバレ注意!今後の展開
第5章 商業ギルド対立編
- 悠斗が商業ギルドを脱退する
- スラムの人たちを店員として雇う
- 従業員たちを戦う従業員さん化させる
- 子供に言われAランク冒険者になる
- 商業ギルドが悠斗のお店を妨害してくる
- その妨害のすべてが失敗する
- 評議員のリマとんでもない負債を負う
- 評議員リマが悠斗に復讐を誓う
- 評議員リマがフェロー王国の王族を悠斗にけしかける。
- リマが財務大臣を嗾ける。
- リマと財務大臣が話し合っている途中、マスカット登場
- マスカットにより評議員資格を停止されたリマが逆上して、マスカットに危害を加える。
- マスカットの護衛、悠斗のおかげで事なきを得る
- リマの製紙工場を60億で購入
- Sランク商人に昇格
- 読者様のリクエストで、愚者たちの今(カマ・セイヌー、ケイマン、チャゴス、リマ)の現状を書きましたw
第6章 王国戦争編
- マデイラ王が【大天使の剣】を試用。
- マデイラ王が使ったものにしか分からない【大天使の剣】の秘密に気付く。
- 魔法学園の学園長と生徒がアゾレス王国から戻ってこないと連絡が入る。
- 冒険者ギルド経由で悠斗に依頼がかかり、学園長たちを助けにアゾレス王国へ。
- アゾレス王国でも異変が、どんどん消えていくスラムの人々。
- グレナ・ディーン学園長と子供たちが迷宮探索に
- フェイにエドワードという友達ができる
- アンデッドモンスターの巣窟、ボスニア迷宮探索を行う
- グレナ・ディーン、開戦4日前にして戦争のことを知る
- 急ぎ、宿に戻るがフェイ、エドワードの2人が行方不明に
- 誤って入ってしまった誰もいないスラム街で生贄候補として攫われてしまうフェイとエドワード
- マデイラ王国が期日前に進軍、開戦を始める。
- アゾレス王国が秘策を発動、進軍してきたマデイラ軍天使をボスニア迷宮40階層へと転移させる。
- マデイラ王がまずは、モンスターから破壊の天使に変え差し向ける。
- アゾレス王国がボスニア迷宮第50階層のボスモンスターを召喚
- ボスニア迷宮50階層ボスモンスター不死の王VS破壊の天使
- マデイラ王が不良2人を破壊の天使に変える
- 不死の王の【堕天】魔法により、破壊の天使が堕天化
- 焦りを覚えたマデイラ王が衰弱しているフェイ、エドワードたちがスラム街の人たち共々、破壊の天使に変えられそうになる直前で悠斗参上、すべての人を影収納(酸素あり)に隔離する。
- 悠斗がフェイ、エドワードを危険に晒したマデイラ王にキレる。
- ロキとカマエルが悠斗の代わりにマデイラ王国軍に罰を下す。
- ロキとカマエルは、ベーリングとマデイラ王を攫うと、ベーリングの顔をマデイラ王に変え、アゾレス王国につきだす。
- そして、マデイラ王は、天使を創造するという神と大天使ラドゥエリエル、そのラドゥエリエルに剣を貸し出されたカマエルにのみ許された権能を侵した罪により、ロキによって罰を与えられる。
- マデイラ王に与えられた罰、それは人外転生、マデイラ王をゴブリンへ転生させる。
- アダムとタイガの二人を元の世界に戻すことにする
- 新たな神、猿田毘古神を召喚。
- ロキと猿田毘古神でアゾレス王に忠告する。
- アダムとタイガ元の世界に戻る
- 悠斗、元の世界に戻るアダムとタイガをみて、元の世界に戻る方法について希望を見出す
- 後日談として、冒険者ギルドから預かったブラックカードを返却する。その際、まったく使わなかったことをギルドマスターに伝える。
- ギルドマスターは愕然とした顔を浮かべ残念がる。
- 苦悩に苦悩を重ねるアゾレス王のその後。
- ロキによって転生したマデイラの暗部のゴブ生活
- ゴブリンなったマデイラ王の凋落生活について。
第7章 教会編
- ユートピア商会にアラブ・マスカット会頭がやってくる。
- 悠斗が私のグループに卸しているポーション、このポーションの出所を教会が探しているらしい。
- その事を突き止めた司祭マリオが、司教の元を訪ねると「この案件はもう手におえない」と王都の教区教会にいる大司教ソテルの元に行くよう伝える。
- 司祭マリオが大司教ソテルを訪ね王都に行くも、そこにいたのは狂信的で盲信的な大司教ソテル。
- 司祭マリオは、ソテルの考えに着いていけずこの一件から離れたいと伝える。
- すると大司教ソテルは何を思ったのか、マリオから生活魔法を奪い去りマリオを捨て去ってしまう。
- そんな中、大司教ソテルの手紙により動き出した異端審問官
- 異端審問官は悠斗とマスカット、商会を標的に異端信仰者を正統側に引き戻すべく行動に移る。
- そんな中、悠斗は知らず知らずの内にマスカットに多大な金銭的ダメージを与えていたことを知り、スヴロイ領にあった迷宮の事を教える。
- 迷宮発見の報をギルドに教える前にマスカットはスヴロイ領の土地を買いあさり、その後ギルドに報告する。
- 商業、冒険者ギルドでSランクという偉業を達成。しかし、迷宮を放置しすぎていた為、森にはモンスターがうじゃうじゃと……ギルドマスターの要請により、一人で森のモンスターを掃討することに。
- そんな中、聖国では修道士の一人ルチアが、ひとつの神託を賜わる。その神託は「教会権威失墜」というトンデモないものだった。
- 同じく神託スキルを持つ枢機卿にこのことを伝えに行くも、そこにいたのは大司教ソテル。
- ソテルは神託スキルでルチアが神託スキルを賜わったことを知ると。自分の受けた神託を邪魔されないようにルチアを拘束しようとする。
- 万全を期してスヴロイ領の森の中で、ルチアを肉体的に、精神的に痛めつけたうえで捕獲しようとするも、森に居るモンスター掃討を受け持った悠斗に邪魔されルチアを逃してしまう。
- ソテルは気をとり直し、神託スキルで次に行うべき行動を賜わると、異端審問官が自身の教区教会に来ている事を知る。
- ソテルは異端審問官に、異端者の情報をわたし、同時に異端審問官の今後を神託スキルで占う。するとそこで出てきたのは「異端審問官壊滅」の神託。
- ドミニカは受けた神託を気にすることなく異端者を正統側へと戻すべく行動に移る。
- 一方の大司教ソテルは、神の意志が異端審問官壊滅だと知ったことで、神の意志を実現するために、聖国にある異端審問官育成機関ドミニカ修道会を襲撃。ドミニカたちの相手は悠斗たち異端者に任せ。二度と異端審問官が排出されない様徹底的な殲滅を行う。
- 徹底的な殲滅を行ったソテルの事を迷宮内から見ていたロキ(偽名:ロプト神)は思ったように神託を降せなかったこと。影分身とはいえ悠斗を害する行動をとったソテルに怒りを覚える。ロキからすれば、教会が悠斗に手を出してこない様、神託を使い先に手を講じたつもりだったんだけど、それが悉く裏目に出る。ロキですら大司教ソテルの異常な行動に手を焼いていた。
- そんな中、異端審問官の魔の手が悠斗たちに迫っていた。
- 一方、ソテルはロプト神(ロキ)からの神託が賜われなくなったことに、嘆き悲しむ。そして礼拝堂で祈りを捧げる中、まだ異端審問官(ドミニカ)が殲滅されていないことに気付く。実際は余計な神託をしない様、ロキが睡眠をとっているだけなのだが、ソテルの勘違いは止まらない。ソテルはドミニカたちのいるユートピア商会に向かう事にした。
- ユートピア商会では、異端審問官たちがユートピア商会を破却する為、爆発物を仕掛けていた。しかし、ウッチーとトッチーのスキル、絶対防御により思うように爆発物の設置が進まない。
- そんな中、異端審問官の一人が、爆発物を投げ入れる分には大丈夫なのではないかという点に気付く。そして、爆発物を投げ入れていくと後ろから急に声がかかる。振り向くとそこには大量の爆発物を抱えたトッチーの姿があった。トッチーは異端審問官を動けないようにすると、爆発物を敷き詰めた筒状の壁の中に異端審問官を放り込むと、他の異端審問官たちの元へと向かう。
- 異端審問官の数はあと6人、トッチーに続き、ウッチーも異端審問官捕縛へと動き始める。ウッチーは、悠斗に付与して貰った影精霊に協力を仰ぐと、トッチーと同様に筒状の建物を造り、異端審問官たちの持つ爆発物を敷き詰めると、影精霊に異端審問官を捕縛して貰い、その筒の中に転移して貰う。
- そして、異端審問官長ドミニカの説教が始まる正午、ユートピア商会を破却する為に用意した爆発物が爆発する。
- 正午、説教の準備が整ったと判断したドミニカはユートピア商会前で、悠斗の罪を読み上げていく。
- しかし、悠斗によって反論され、揚句、教会だけではなく自分まで非難されたドミニカは冷静さを失い怒りの声を上げる。
- 悠斗により、教会よりも自分の事を考えているんですかと言われたドミニカが、ハッと我に返ると、王国民に向かって弁解の言葉を紡ぐ。そして自分の言葉を顧みず、ユートピア商会を爆破し、悠斗に深い後悔を味あわせようとした。
- ドミニカが爆弾のスイッチを押すと、爆発音と共にドミニカの部下たちが飛んでくる。そして、ドミニカは「爆発物の設置はどうした!なぜこんな事に」と呟くと、王国民の前で呟いた自分の言葉に後悔する。
- 自分から爆弾魔発言をしてしまったドミニカに王国民は大激怒、次々と異端審問官たちに石を投げつける。
- 最終的に、兵士に逮捕されたドミニカたちは、牢屋に入る事になる。
- 牢屋に入ったドミニカの元にソテルが現れる。
- ソテルは、自分が神託を賜わる事ができないのは、異端審問官が全員壊滅状態にないためだと、ドミニカ質の命を奪いに来た。
- そしてソテルはドミニカの命を奪ってしまう。ソテルはその足で、礼拝堂に向かい神託スキルを発動するも、ロプト神が応えてくれない事に嘆き悲しむ。そして、その全ての元凶は、同じく神託スキルを賜わったルチアが悪いと決めつけたソテルは、悠斗邸に侵攻を始めるのだった。
- 異端審問官が盛大に自爆し兵士によってドナドナされて言った日、悠斗がソファーで横になっていると、珍しくロキが話しかけてくる。話を聞いてみると、悠斗の事を思い先手を打って教会に神託を降ろしていたことを語る。その結果、神託を誤解釈した大司教が大暴走。今こちらに向かって来ているとのことだった。
- ソテルが悠斗邸に匿われているルチアの元に瞬間移動するも、トッチーとウッチーの絶対防御で弾かれてしまう。仕方なく、チャイムを鳴らして悠斗邸に入ろうとするも誰も出てこない。業を煮やしたソテルは悠斗邸へ侵攻する。
- ソテルはユニークスキル神聖魔法でロキの力を自分に降ろし、悠斗邸全体に貼られた自動防御を突破する。そしてそこで待ち構えていた悠斗邸広場の番人トッチーと戦う事になる。然し、力の差は歴然、ソテルはトッチーの猛攻から逃れ、直接、ルチアの前まで瞬間移動で移動した。
- 瞬間移動した先にいたルチアを視認すると、ソテルはルチアを消す為、攻撃を仕掛ける。絶体絶命のピンチに悠斗とウッチーが駆けつけると、ウッチーは悠斗にロキの階層へ逃げるよう指示を出す。そしてそのまま、ウッチーとソテルは先頭に突入する。
- ソテルは窮地を脱する為、瞬間移動でまたもルチアの元に移動する。しかし、瞬間移動できるのは迷宮入口前まで、そこでまたもやウッチーと対峙、ウッチーのあまりの強さに、一時撤退をする事となる。
- ルチアを消す事が出来なかった為、途方に暮れるソテル。ソテルが教区教会に戻り礼拝堂で懺悔していると、ロプト神降臨。ソテルに罰を与えつつ、自分の手駒とし、教会中枢を手中に収める。
- ロキのおかげで教会への販路を獲得した悠斗。ロキが教会を手中に収めた事に不安を抱きつつ教会編終了です。
第8章 フェロー王国動乱編
- フェロー王国の王トースハウンは王都スト例もいの財政に頭を抱えていた。ユートピア商会と商業ギルドの対立、そしてリマの失墜。これにより商業ギルドからの税収が前年と比べ33%もダウンしていた。
- 過労によりトースハウン国王は死去。王都は悲しみに包まれる。そんな中、第一王子が前国王の遺志を継ぎ即位、恒久の平和と財政状態の立て直しを墓前に報告し、まずは財政状態改善図る為、税収の落ち込んだ商業ギルドから理由を聞く為、ギルドマスターを呼び出す。
- 現れたのは、前ギルドマスターミクロではなく、新しくギルドマスターに就任したウエハス。新国王が税収が下がったのは商業ギルドに問題があるのではないかと追及し、追加の税収を確保しようとするも、新ギルドマスターに原因は商業ギルドになく、むしろ税収が落ちる事を知っていてリマを捕らえた王国側にあると飛んでも理論を展開される。
- そんな中、新ギルドマスターにユートピア商会を潰してくれるなら、国に期間限定の課税権を与えると囁いた。
- 商会ひとつを潰すだけで期間限定の課税権を得られる事に興味を示した新国王は新ギルドマスターのささやきに乗ってしまう。会議の結果、ティンドホルマー第二魔法学園創設を理由にユートピア商会の土地接収をきめる。
- その頃、悠斗邸にはグレナ・ディーン学園長が以前話の合った学園内監視カメラ設置の件で来訪していた。
- グレナ・ディーン学園長来訪時、王国からの使者がやってくる。使者はティンドホルマー第二魔法学園創立の為、ユートピア商会の土地を接収するという王命を発令した。
- 理事会も学園長も知らないティンドホルマー第二魔法学園創立をユートピア商会の土地を接収するための理由に使われたグレナ・ディーン学園長は怒り心頭。王城に乗り込み発案をした内務大臣を叱りつける。
- そんな中、悠斗は悠斗で神や天使たちと対策会議をするのであった。
- 王命の為、土地は間違いなく接収されてしまう。それを念頭に対策会議をしていると、カマエルや紙祖神から王都を滅ぼす案が次つぎ出てくる。そんな中、土地神が一つの提案をするのだった。
- その提案とは、今、迷宮の支配範囲を悠斗邸から王都ストレイモイ全体に広げる事。王都を悠斗の迷宮の支配権内に置く事だった。
- その頃、グレナ・ディーン学園長は王城の会議室にいた。新国王は忙しく話をする事ができないらしい。苛立ちながらも、代わりに出てきた内務大臣と第二魔法学園の件で話を進める。
- 当初、内務大臣も下手に出ながら話を進めていたが、余りの話の通じなさに激昂。同じく、話が全く通じない事に苛立ちを覚えたグレナ・ディーン学園長は魔法学園をエストゥロイ領に学園を移転する可能性を示唆し王城を後にした。
- 勢い余って王城から出てきてしまった学園長は、力になれなかったことを謝る。しかし、もうこの時には一時的に閉め、傘下の商会を含む従業員全員とエストゥロイ領に慰安旅行に行く事を決めていた。
- 悠斗は3日かけて王都ストレイモイを掌握すると、悠斗邸とユートピア商会、傘下の商会の建物を迷宮の階層に移動し、土地を更地にした上で迷宮壁でコーティングすると慰安旅行に出かけてしまう。
- 悠斗達が慰安旅行に出かけた日から一日後、ついに接収の日がきた。ノルマン新国王と宰相はちゃんと土地から撤収しているか確認する為、ユートピア商会に馬車を走らす。そこで見たのは閑散とした王都の大通りの姿。商会のあった場所は更地となっている。その大通りをみた宰相は愕然とした表情を浮かべる。一方、新国王はこの状況を見ても、何も感じていないようだった。
- エストゥロイ領に来た悠斗達一行に泊まる場所を紹介した悠斗は、従業員達にお小遣いを配っていく。従業員達は楽しそうに地図を見てこの地の観光を始めるのであった。
- 一方、悠斗たちはというと、マスカットさんの進言もあり、エストゥロイ領に新しい商会を立てるべく土地を買い迷宮核の設置をしていた。
- 迷宮核を設置すると鎮守神という屋敷神、土地神の親戚の様な神がボスモンスターとして現れる。そして彼はこう言った。この土地の鎮守神としておススメしたい従業員がいると……そしてそこに居たのは、捕まれば死刑は免れない犯罪者達だった。
- 犯罪者達を捕えては次々と、人形に変えていく鎮守神。この日、エストゥロイ領の裏路地から50名もの犯罪者が謎の失踪を遂げた。
- 一方、王国ではユートピア商会が王都を去った影響が現れていた。物価は2倍となり、民、ギルド、魔法学園からのクレームもやむことが無い。ギルドマスターのウエハスを呼び出し、ウエハス経由で商業ギルドに商人達を呼び込むよう依頼を出すも『いつ王の気紛れで土地を接収されるか分からない』という噂が流れ、全く商人が寄り付かなくなっていた。我慢ならなくなった新国王は、商業ギルドに直接文句を言うべく乗り込むも、商業ギルドで衝撃の事実を知る事になる。なんとウエハスは商業ギルドのギルドマスターではなかったらしい。
- その様子をギルド内で見ていたウエハスはほくそ笑む。そうウエハスは商業ギルドのギルドマスターではなく他国の工作員だった。ウエハスの目的は、ユートピア商会を本国に誘致する事。そしてそれが叶わぬ場合、王都からユートピア商会を撤退させる事によりフェロー王国の王都に経済的なダメージを与える事にあった。上手く行ったとほくそ笑むも、背後から声がかかる。ウエハスに声をかけたのは王都全域を支配下に置いた屋敷神だった。
- 屋敷神により捕えられたウエハスは、ギルドから迷宮へと引き摺り込まれてしまう。そこには屋敷神の他に鎮守神がいた。鎮守神の容赦ない尋問によりボロボロにされた揚句情報を引き出されてしまったウエハスは、鎮守神により人形とされてしまう。
- ウエハスがそんな目にあっている中、オーランド王国では、オーランド王国の女王フィンとこの国の評議員トゥルクが談笑をしていた。
- オーランド王国にある迷宮では、一年を通してポーションや解毒剤の原料となる様々な薬草をとる事ができる。オーランド王国では迷宮で取れる薬草やポーションなどを輸出する事で国家予算を賄っていた。しかし、教会が万能薬を無償で配布すると決めたことにより、それに陰りが見え始める。
- そのことに焦った女王は、万能薬の供給元であるユートピア商会を潰す事を決意。評議員から貰った情報を元に工作員を派遣した。工作員の手によりユートピア商会がつぶれた事を知ると、2人は大喜び。苦境に苦しむフェロー王国を肴に談笑を始める。ユートピア商会が潰れていないともしらずに……。
- 一方、ウエハスに嵌められたフェロー王国の新国王ノルマンは失意の底にいた。しかし、何もしないまま事の推移を見守る事はできない。王城へと帰還したノルマンは早速会議を開き、意見を集める。喫緊の課題は2つ。『魔法学園との関係改善』と『商業ギルドとの関係改善』。ノルマンは内務大臣に魔法学園を、宰相に商業ギルドとの関係改善に尽力するよう命令すると、席を立ち会議室を後にした。
- ノルマンやオーランド王国が苦境にある中、悠斗は従業員達と共にエストゥロイ領にあるケァルソイ迷宮の攻略を行っていた。
- 従業員と共にケァルソイ迷宮の攻略を進めていくと、Aランク冒険者を騙る冒険者にたかられてしまう。モンスターと卵を上げる事で難を逃れた悠斗たちは、差し上げたモンスターに追いかけられている冒険者を尻目に12階層へ向かう事にした。
- 12階層に向かうと、11階層にいた柄の悪い冒険者の仲間と思われる人たち迄絡んでくる始末。攻撃を仕掛けてきた為、彼等を影収納に収納し冒険者ギルドに向かう事にした。
- 冒険者ギルドに向かった悠斗たちは、犯罪者を捕まえた事を報告。牢屋にAランク冒険者を騙る冒険者を入れていく。すると冒険者ギルドの受付が騒がしくなってきた。
- Aランク冒険者を騙る冒険者を牢屋に入れた後、受付に向かうと、迷宮でからんできた柄の悪い冒険者達が騒いでいる。言われた通り差し出しただけなのに、どうやらオストリッチに襲われた事を逆恨みしている様だ。
- どうしようか考えていると、騒ぎを聞きつけた冒険者ギルドのギルドマスターが降りてきた。
- ギルドマスターに迷宮内であったことを話すと、案の定、悠斗たちが悪いと騒ぎ立ててくる。どう反論しようか考えていると、その一部始終をカメラに収めていた土地神がやってきた。
- 悠斗たちの事を隠し撮りしていた土地神のお陰で事なきを得た悠斗は、従業員達と別れユートピア商会エストゥロイ支部(仮)に戻り従業員を集める準備を始める。
- その頃、王都では内務大臣と宰相が事態解決の為、動き始めていた。
- 内務大臣はティンドホルマー魔法学園の理事、そして学園長を王城へ呼び出し説得をしようとするも失敗。仕方がなく、学園に向かう事にした。同刻、宰相は商業ギルドに詫びを入れに行く。
- 馬車で魔法学園に赴いた内務大臣は偉そうな態度を崩さず、約束は取り付けていないが理事と学園長に会わせるよう要求する。その結果、大変な事態を引き起こしてしまう。
- 内務大臣と宰相が苦労している中、悠斗はエストゥロイ領にユートピア商会を設立。採用面接に挑んでいた。
- ユートピア商会が採用した人数は232人。その全ての従業員を戦う店員さん化する為、ケァルソイ迷宮攻略に着手する。
- 悠斗が従業員を率いてケァルソイ迷宮を攻略した事により、その全員がギルド登録と共にCランク冒険者に昇進する事になる。
- 授業員たちの研修が終わり、ようやく迎えたオープン当日。開店前からお客様が並び客足は良好。そんな中、マスカットさんが来訪してきた。
- 数日後、冒険者ギルドのギルドマスター、ヨルズルは大変な思いをしていた。傘下の盗賊団が次々と捕まり、牢屋では子飼いの冒険者が早くここから出してくれと叫び声を上げている。挙句、いつの間にかギルドの財政がのっぴきならない状況になっていた。
- そしてそれはオーランド王国でも同じ事。今になってマデイラ王国とアゾレス王国の戦争の影響により難民が押し寄せる。悲劇はそれだけに留まらない。潰したはずのユートピア商会がエストゥロイ支部でまさかの復活を遂げているというのだ。これには女王も頭を抱えるしかなかった。
- 一方、ユートピア商会の出だしは好調。従業員達に新店舗の営業を任せ。王都従業員達と共に、評議員トゥルクの営業するカジノへと向かう事にした。
- 白金貨100枚を賭けブラックジャックで遊んでいると、運も相まって、ディーラー相手に10連勝してしまう。
- 全ての勝負で勝ち金をMAXベットしていた為、カジノ側の負け金は白金貨9万枚。それをディーラー経由で聞いたトゥルクはそれを取返すべく悠斗と勝負をする事にした。
- 事前の情報(簡易鑑定)によれば、悠斗のLUKは00。それに対しトゥルクのLUKは70。勝ちを確信したトゥルクは、この機会に悠斗の持つ万能薬の商売を賭けさせるため、負けた時の掛け金を10倍にし、土地接収の黒幕を教える事をエサにする事により悠斗を勝負の場へと持ち込むことに成功した。
- 白金貨90万枚を賭けた大勝負。勝ちを確信しているトゥルクは、勝負内容にババ抜きを選択する。しかし、トゥルクは悠斗の本当のLUKに気付いていなかった。ババ抜きを持ち掛け勝負をするも手札にジョーカー1枚が残ってしまう。
- あまりの出来事にジョーカーの手札を持ったまま泡を吹き白目で気絶するトゥルク。しかし、土地接収の黒幕を聞いていない悠斗は、トゥルクが目覚めるのを待っている間、カジノで更なる大金を稼ぐ。
- 最終的に白金貨100万枚を失ったトゥルクはあまりのショックさに茫然。悠斗にはやく帰る様睨みつけながら声をかける事しかできなかった。
- 一方、冒険者ギルドのギルドマスターヨルズルにも動きがあった。佐藤悠斗の事を調べた結果、もう殺す以外に方法がない事を悟る。そこで一計を案じ悠斗を殺すべく行動に移る事にした。
- カジノを追い出された悠斗達一行は、仕方がなく宿泊施設、私の宿屋に戻る事にした。私の宿屋に到着すると、受付の女性から冒険者ギルドのギルドマスターからの伝言を聞く。聞いて見れば、冒険者や盗賊を捕えた報酬の件で呼び出しがかかった様だ。
- 冒険者ギルドのギルドマスターから報酬を貰うと、その場でSランク冒険者にしか頼むことのできない依頼を受ける事になった。
- 話を聞いて見ると、廃坑の調査依頼の様だ。聞けば、このエストゥロイ領の地下には廃坑が多く存在し、沢山の空洞があるらしい。今埋め立て作業をしているが、その中の廃坑の一つにモンスターが棲みついてしまった。この廃坑の埋め立て作業が進まないと、陥没事故が多発してしまう。悠斗は仕方がなく依頼を受ける事にした。
- 一時間後に冒険者ギルドに集まる事にした悠斗が一旦、邸宅に戻るとそこにはならず者を縛り上げたルチアさんが待っていた。聞いてみると、ロキの動向を調べる為、教皇ソテルがルチアさんを俺の元に遣わしたそうだ。
- 一方、悠斗の出ていった後の冒険者ギルドでは、ギルドマスターヨルズルが廃坑近くを根城とする盗賊団に連絡を取ろうとしていた。しかし、その盗賊団はルチアが捕らえていたため、連絡が取れない。ヨルズルは仕方がなく方針を変える事にした。
- 一時間後、冒険者ギルドの前で待っていると、少し遅れて悠斗がやってくる。ヨルズルは子飼いのAランク冒険者を引き連れ悠斗共に馬車で廃坑へと向かう事にした。
- 廃坑に向かう前、ヨルズルは悠斗に軽い状態異常を引き起こす薬の入ったハーブティーを飲ませる。しかし、少しだけ飲ませるつもりがまさかのがぶ飲み。これだけ飲めば脱水症状が起こっても不思議ではないが全く効果がない。
- 仕方がなく廃坑調査に向かうと、廃坑内でモンスターの声がしてきた。
- 廃坑内を進んでいくと、地竜が廃坑内に入り込んでいる事を確認。ヨルズルは、ここで廃坑を崩し悠斗を廃坑内に閉じ込める作戦を決行する。
- 悠斗に地竜の監視をしてもらっている最中、廃坑を崩し閉じ込める作戦を決行。一度は成功したかと思いきや、崩れた土砂によりヨルズル達に危機が迫っていると勘違いした悠斗の影収納により、ヨルズル達まで廃坑内に閉じ込められてしまう。
- 廃坑内に閉じ込められてしまったヨルズルは仕方がなく悠斗と共に行動。元Sランク冒険者で悠斗と戦いたがっているドレークの元へと連れていく事を検討。
- しかし悠斗の力を見たヨルズル達は本当にドレークが彼を倒す事ができるのか不安に思う。一抹の不安は残るもののヨルズルは悠斗をドレークの元へと連れていく事に決めた。
- ヨルズル案内の元、廃坑内を進んでいくと、今度は悪魔と遭遇する。
- 悪魔を撃破した悠斗が先を進んでいくと、元Sランク冒険者ドレークと遭遇。なぜか戦う羽目になる。
- そして戦いは予想外の展開に発展。ドレークの使用する武器や防具のほぼ全てが過去にユートピア商会で作った宣伝用のネタ武器・防具だった。
- ドレークが次々と防具を出しては破壊され、武器を出しては悠斗に利用され傷ついていく。
- ドレークは最後の手段に、悪魔を召喚し、手持ちの武器を装備させていく。そしてその悪魔を悠斗に向かって特攻させると、悠斗はその悪魔の持つユートピア商会謹製の武器を破壊するロキ謹製のスイッチを押した。すると、武器が眩い光を放ち大爆発を引き起こす。
- 悠斗は咄嗟にドレーク達を影収納に収めると、影転移で廃坑から脱出する。影転移でヨルズルさんの別荘付近に転移すると、そこに別荘はなく代わりに大きな穴が開いていた。
- ヨルズルさん達を送り届けて数日後、ドレークさんにとんでもない疑惑が浮上した。なんとネタ武器を売った記録がなかったのだ。調べてみるとネタ武器は盗賊団に奪われた事が発覚。ドレークさんが補償金を受け取る為、訪れた際緊急確保となった。その後、冒険者ギルドに呼ばれた悠斗はヨルズルから廃坑調査の報奨金を受け取る。その際、ヨルズルから素材買取を少し控えさせてほしい旨伝えられる。悠斗はそれを了承すると邸宅へと帰っていった。
- ギルドマスター職以外のすべてを失ったヨルズルは、悠斗殺害を計画したことを後悔する。とはいえ、悠斗にエストゥロイ領から出ていって貰わない事には、真の平穏は訪れない。
第9章 商人連合国アキンド編
一応、現時点で考えている仮の章立てとなります。
現時点で考えている話は、第3章で、拠点を作りある出来事をきっかけに商品開発を行い、商会経由でその商品を流すことにより、大金を得る話や、それを真似しようとした商人が【ざまぁ】的な感じになる話。
その話を元にして商人連合国アキンドに行く話などです。
まとめ:転異世界のアウトサイダー
なろう様で2020年5月に『転異世界のアウトサイダー』の投稿を始め、2021年4月に書籍化する事ができるなんで思いもしませんでした。
皆様には本当に感謝しております。
ここまで見て頂きありがとうございました。
これからも【転異世界のアウトサイダー】をよろしくお願い致します。
※アルファポリス様で毎日7時更新で続けていきます。
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